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長崎 譲慈 先生(社会医療法人生長会府中病院 血液疾患センター)

ASH2014参加報告 社会医療法人生長会府中病院血液疾患センター 長崎 譲慈

 この度、JALSG Young Investigator ASH Travel Awardにご支援いただき、第56回
米国血液学会へ参加させていただくことができました。初めての海外学会への参加であり
すべてが新しいことだったのですが、自身の経験を報告させていただきます。

 まずは参加登録ですが、事前に国内でインターネット登録をすることで会場到着後はスムーズ
に受付ができます。Non-Member in Trainingで登録を行ったので事前に証明書を送る必要が
ありました。また、ホテルに関しては観光地であるサンフランシスコで開催されていることも
あってか、数ヶ月前でも会場近くはかなり埋まっていました。航空券と合わせて手配はなるべく
早く行う必要が有ることを痛感しました。
 会場に到着すると、その規模の大きさに驚きました。会場周辺はASHに染まっており、ケーブル
TVではASH専用チャンネルも視聴できました。会場には無線LANが飛んでおり、スマートホンや
PCをwifi接続できます。またASHの公式アプリがあり、目的の演題の場所などをチェックできたり、
スケジュールを管理できるため重宝しました。

 講演内容についてですが、Oral sessinに関しては一つの分野でも数多くの演題が連日公演
されていました。それらが並行して行われるため、どの演題を聞こうか迷います。Phase1試験や
多施設前向き研究の結果が多く発表されていました。Poster sessinでも演題数が非常に多く、
複数の会場に分かれています。演題には症例報告をほとんど認めなかったことも、日本と異なり
印象的でした。
演題の数が多く会場も広いため、あらかじめ興味のある内容をチェックし下見をしておくと、発表の
時間に効率的に質問することができます。ここでもやはり自身の英語力の無さを痛感させられま
した。

 今回参加させていただいたことで、日々流れてゆく臨床での疑問を見過ごさず、十分に検討し、
答えがない疑問に対しては解決し世に還元するプロセスがいかに大事かという点を認識することが
できました。また、語学の学習へのモチベーションも維持して行く必要があると感じました。
最後にはなりましたが、今回、ASHへの参加という貴重な機会を提供いただきましたNPO-JALSG
支援機構の先生方および事務局の皆様に深く感謝申し上げます。

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