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7.慢性リンパ性白血病 (chronic lymphocytic leukemia, CLL)

 理由は不明ですが、慢性リンパ性白血病は欧米に比し、日本人やアジア人では1/10程度の
発症率しかない稀な白血病です。
高齢者に多く、発症は緩やかであり、進行しないと症状は現れません。
微熱、夜間盗汗、倦怠感、リンパ節腫大等を主訴として医師を訪れ、検査の結果診断されることが
多いのですが、最近では、定期健康診断や他の病気の検査時に、白血球増加が見つかり、
偶然発見されることの方が多くなっています。
全身のリンパ節腫大、扁桃腫大、肝・脾腫がみられ、進行例では貧血や血小板減少をみます。
  治療は1999年に認可されたフルダラビンを使用します。ただし、「 3.白血病の病態と分類」の項で
説明しましたように、WHO分類では、慢性リンパ性白血病は慢性骨髄性白血病/小細胞リンパ腫として、
むしろ悪性リンパ腫として分類するのが適切であるとされましたので、悪性リンパ腫に準じた治療を
施行すべきでしょう。
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