よりよい白血病治療のために
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付随研究



JALSG CS-11研究付随研究 
前向き観察研究に登録された骨髄異形成症候群における、
同種移植までの橋渡し治療と移植成績の検討
(JALSG-CS-11-MDS-SCT)
 

研究事務局:石山 謙(金沢大学附属病院 血液内科)
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UMIN試験ID
UMIN000036437
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目的

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前方視的研究に近い方法として、観察研究(CS11研究)に登録された「芽球増加を伴う不応性貧血(MDS-RAEB/EB)」症例を対象とし、診断後に行われた橋渡し治療とその効果、および移植のアウトカムを検討する。
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対象症例

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2011~2016年にJALSGが行った観察研究「CS-11」に登録された、登録時70歳以下のMDS-RAEB/EB全症例を対象とする
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目標症例数

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2011~2016年にJALSGが行った観察研究「CS-11」に登録された、登録時70歳以下のMDS-RAEB/EB 491例
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研究予定期間

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情報収集期間:承認日から2019年6月30日2019年10月31日→2020年4月30日
研究実施期間:承認日から2020年3月31日2021年3月31日
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情報公開文書
クリック(.pdf)


JALSG CS-17研究付随研究 
急性骨髄性白血病を対象としたクリニカルシーケンスの実行可能性に関する研究
(JALSG CS-17-Molecular) 
 

研究事務局:横山 寿行(東北大学病院 血液免疫科)
UMIN試験ID
UMIN000035041

目的

急性骨髄性白血病初発例を対象として、低頻度(10%未満)の遺伝子変異の同定とその患者背景、予後の特徴抽出を行う。
また標的遺伝子シーケンスを行い、臨床的意義づけの結果を担当医に報告するというクリニカルシーケンスにおいてその有用性の評価を行う。
また将来的なゲノム研究を目的とした試料の保管を行う。

対象症例

選択基準
 (1)診断時年齢が16歳から80歳未満の未治療AML症例である。登録前7日間以内のAMLに対するhydroxyureaによる治療は許容する。 
(2)JALSG CS-17研究に登録可能な症例。AMLの定義はWHO分類(WHO revised 4th edition(改訂第4版))におけるAcute myeloid leukemia (AML) and related neoplasmsに該当するものとする。 
(3)Performance status (ECOG) 0-3かつ十分な肝、腎、肺、心機能を有する症例 
(4)標準的な抗癌剤治療(付表参照)を受ける症例 
(5)本研究について、文書による本人の同意が得られている症例。20歳未満の患者においては本人に加えて代諾者からも同意が得られている症例。 

除外基準 
(1)抗癌剤による介入研究に参加している症例。 
(2)APL with PML-RARA、または、Myeloid sarcoma。 
(3)活動性の重複癌、コントロール不良な糖尿病、または、重篤な感染症を合併する症例。

目標症例数

1000例

研究予定期間

2018年12月1日から2025年11月30日(7年) → 2019年8月23日から2026年8月31日(7年)


JALSG CS-17研究付随研究 
成人急性骨髄性白血病におけるクリニカルシーケンスの実行可能性に関する研究
(JALSG CS-17-CSeq) 
 

研究事務局:横山 寿行(東北大学病院 血液免疫科)
UMIN試験ID
UMIN000031343

目的

ターゲットシーケンス解析により、潜在的に介入可能な所見をもつ症例の割合を算出し、成人急性白血病に対するクリニカルシーケンスの実行可能性を評価することを目的とする。 また、臨床的に影響を与える所見を同定した割合、解析結果を主治医に返却するまでに要する平均日数、ゲノム解析不能な症例の割合とその原因、返却対象となる生殖細胞系列変異が同定された症例の割合について評価を行うことを目的とする 。

対象症例

(1)診断時年齢が20歳以上80歳未満。 
(2)未治療AML症例である。AMLの定義はWHO分類2016年版におけるAcute myeloid leukemia  (AML) and related neoplasmsに該当するもの。 
(3)Performance status(ECOG) 0-3かつ十分な肝、腎、肺、心機能を有すると判断した症例。 
(4)標準的な抗癌剤治療を受ける症例 
(5)本研究について、文書による本人の同意が得られている症例。

 APL with PML-RARA、Myeloid sarcoma、芽球割合が30%未満でFAB分類におけるRAEB-tを満たす症例、活動性の重複癌、コントロール不良な糖尿病、重篤な感染症を合併する例、必要時に指定された遺伝カウンセリング担当施設の受診ができない例は対象としない。

目標症例数

25例

研究期間

2018年2月15日から2019年3月31日まで


成人急性骨髄性白血病の発症・進展および治療反応性、副作用に関係する
遺伝子異常の網羅的解析研究(JALSG AML209GWS) 

研究事務局:清井 仁(名古屋大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学)
UMIN試験ID
付随研究ですのでUMINには登録していません。

目的

成人急性骨髄性白血病(AML)の発症・進展ならびに抗がん剤治療における反応性、治療薬剤に起因する
副作用発症に関係する分子異常をゲノムワイドの網羅的な解析を行うことによって同定し、分子病態に
基づく新たな予後層別化システムならびに最適な治療選択アルゴリズムを構築することを目的とする。

更に、層別化システムに基づく個別化治療法を検証するための臨床試験の提案ならびに
新たに同定された異常分子の機能解析により新たな分子標的療法の開発へと発展させる。

対象症例

■JALSG AML209GS試験への登録症例で本研究について、文書による本人の同意が得られている症例
 (20歳未満の患者においては親権者である代諾 者の同意もあわせて必要とする)。  

■AML209GS試験登録後、既にJALSG AML209-FLT3-SCT試験または
 JALSG CBF-AML209-KIT試験に登録された症例も対象とする。

ただし、AML209GS試験登録後、各施設で不適格例と判断された症例
(診断がALLであった場合、PML-RARAキメラ遺伝子陽性例などが該当する)や
AML209GS試験登録後、本付随研究開始時に死亡している症例は対象としない。

目標症例数

1000例

研究期間

2012年3月から5年間→10年間(2022年3月7日)まで


成人急性リンパ芽球性白血病におけるトランスクリプトーム解析(JALSG ALL202O-EWS)のお知らせ

研究事務局:早川 文彦(名古屋大学大学院医学系研究科病態解析学講座)

研究概要

検体提供者の皆様へ
今回JALSGでは、成人急性リンパ芽球性白血病の発症の原因となる遺伝子異常、及び重篤な有害事象の発症につながる遺伝子多型性を調べるために上記研究を計画しております。使用する遺伝子検体は以前に行われた臨床研究において同意のもと収集されたもので、対象症例は下記の通りです。このお知らせは、対象となる遺伝子検体の提供者の皆様に、研究の概要をお知らせするものです。

【研究の目的】
成人ALLの発症の原因となる遺伝子異常、及び重篤な有害事象の発症につながる遺伝子多型性を調べるために行います。この研究の成果がALLの発症の原因の解明や、治療反応の予測、重大な副作用の発生の予測に役立つ可能性があります。

【対象症例】
2002年〜2010年に25歳以上(発症時)のALLに対して行われたJALSG ALL-202O試験への登録症例で、登録時に随伴研究「ALLの病型診断および病態解明のための遺伝子研究」への参加と残余検体の保存にご同意いただいている方。

【研究の方法】
上記の随伴研究にご同意いただいている方は登録時に白血病細胞の遺伝子を抽出、保存させていただいております。今回の研究では登録当時は開発されていなかった技術を用いて、抽出されている遺伝子全ての異常を網羅的に調べさせていただく予定です。調べられた遺伝子の異常の有無と、治療への反応性、副作用の重症度などの臨床情報を合わせて解析し、遺伝子の異常とこれらの関係を調べます。解析にあたっては連結不可能匿名化という手法を用いて個人情報と切り離し、遺伝子が誰のものか分からない状態にして解析します。したがいまして、今回の研究に同意いただけない場合でも検体が誰のものかわからない連結不可能匿名化をしていますので、同意を撤回して研究を取りやめることはできないことをご了解ください。

【研究についての問い合わせ先】
上記対象症例に該当する方で、提供いただいた検体がどのような研究に用いられ、自分に何か影響があるかなどさらに詳しくお知りになりたい方は、下記連絡先までご連絡ください。
試験へ登録された病院の担当医

研究期間

2015年7月16日から2020年7月15日 → 2025年7月15日


思春期・若年成人急性リンパ芽球性白血病における
網羅的ゲノム解析(JALSG ALL202U-GWS) 
 

研究事務局:早川 文彦(名古屋大学大学院医学系研究科病態解析学講座)

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目的

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思春期・若年成人急性リンパ芽球性白血病(ALL)の発症の原因となる遺伝子異常、
及び重篤な有害事象の発症につながる遺伝子多型性を網羅的なゲノム解析を
行うことによって同定する。

遺伝子異常が単独または複合的に思春期・若年成人ALLの病態や予後に与える影響を検討し、
分子病態に基づく新たな層別化システムを構築する。
また、新たに同定された遺伝子の機能とその異常の解析により、ALLに対する新たな
分子標的療法の開発へと発展させる。
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対象症例

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JALSG ALL-202U試験への登録症例で、登録時に随伴研究「ALLの病型診断および
病態解明のための遺伝子研究」への参加と残余検体の保存に本人の同意が文書で得られている症例
(20歳未満の患者においては親権者である代諾者の同意もあわせて必要とする)。
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目標症例数

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予定症例数:106例、実施症例数:88例
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研究予定期間

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2020年1月28日から2024年8月31日
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情報公開文書
クリック(.pdf)


JALSG Ph+ALL研究付随研究 
TKIが使用されたJALSG Ph+ALL臨床試験とTRUMPデータの統合による予後因子解析
(JALSG Ph+ALL TKI-SCT study)
 

研究事務局:西脇 聡史(名古屋大学医学部附属病院先端医療開発部)
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UMIN試験ID
UMIN000041967
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目的

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わが国におけるPh+ALLの大規模臨床試験を統合解析することでTKIが使用されたPh+ALLの予後因子を明らかにし、過不足ない治療戦略に結びつける。
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対象症例

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JALSG Ph+ALL202試験、Ph+ALL208試験、Ph+ALL213試験に登録された全症例を対象とする。
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目標症例数

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予定症例数:JALSG Ph+ALL202試験登録症例99例、Ph+ALL208試験登録症例68例、Ph+ALL213試験登録症例79例の計246例。
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研究予定期間

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2020年9月30日から2024年3月31日
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情報公開文書
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