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五十嵐 愛子先生(都立駒込病院血液内科)

ASH2013Report  都立駒込病院血液内科 五十嵐 愛子

 このたびJALSG Young Investigator ASH Travel Awardのご支援をいただき、第55回米国血液学会に参加してきました。卒後8年目にして初めての海外学会参加でした。WEB上での参加受付から手こずってしまい、我ながら先が思いやられましたが、なんとか無事に参加することができました。
 来年度以降の参加者の方もご覧になるかと思いますので、超初歩的な事項も交えながら、私自身の経験を述べさせていただきたく存じます。

*参加受付
 ASH Member, Assosiate Member, Non-Member, Non-Member in Trainingの4種類があり、それぞれ参加費が違います。Non-Member in Trainingとして参加するにはletter head付の研修証明書が必要です。もし書類の不備等があっても、英文メールでASH事務局と交渉する余地は十分にあります。なお、一部の有料セッション(How I treatなど)は、WEB上で事前申し込みが必要です。

*飛行機・ホテルの手配
 飛行機は早めに手配しましょう。特に今回は日本からの直行便がなかったので、トランジットで苦労しました。
ASH指定のホテルは中~高級ホテルであることにくわえ、会場までの無料シャトルバスが運行されています。私は治安のことが心配だったので、指定ホテルにしました。おかげで、早朝や夜遅くのセッションにも安心して参加できました。

*大切なこと
(1)体力
朝7時すぎから夜21時ごろまで、セッションがぎっしりあります。金曜朝~火曜昼までの長丁場です。会場がとても広くて、セッション間の徒歩移動やバス移動で大忙しです。学会前半では時差ボケが、後半では体力消耗が、非常にきつかったです。
(2)英語力
過去の参加者の方も指摘されていますが・・・本当に本当に、痛感しました。ホテルのスタッフはつたない英語でも辛抱強く聴いてくれますが、学会の質疑応答ではそうはいきません。時間が限られていることもあり、短気で早口です。

 日本でも、ASHの数日後には重要演題の情報を(日本語で!)簡単に手に入れることができます。しかしASHの会場には、ライブならではの高揚感がありました。アメリカではPhaseⅠ, Ⅱの臨床治験がたくさんはしっていて、びっくりしました。毎日配付されるASH News Dailyという新聞や、Non-Member in Trainingだけが参加できる教育セッション(お弁当付♪)など、アメリカっぽい企画にも刺激をうけました。またアメリカで活躍中の日本人医師・研究者の方にお会いできて、励みになりました。

 今後はぜひ日本から演題を出して、ASHに参加したいと思います。最後に、このような貴重な機会をいただいたNPO-JASG支援機構の先生方、事務局の皆様に深く感謝いたします。忙しいなか快く学会に送り出してくださった病院スタッフにも御礼申し上げます。