よりよい白血病治療のために
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青木 淳先生(都立駒込病院 血液内科)

ASH2012Report  駒込病院血液内科  青木 淳

 今回は、Young Investigator ASH Travel Awardに選んで頂き、大変ありがとうございました。
初めてのASHは多くのことが新鮮で、とても刺激になりました。話には聞いていたのですが、
まず人 の多さ・熱気に圧倒されました。端から端まで移動するのに10分以上かかるという会場が
広さにも驚かされました。

  急性骨髄性白血病のセッションを中心に聞きました。まず感じたのが、日本で使えないような薬剤を
用いた治験がたくさん行われていることでした。
#43 のクロファラビンとイダルビシン・シタラビンを用いたAMLの寛解導入療法の第2相試験、
クロファラビンを組み合わせることでOS・EFSが改善していたのが印象的でした。
その他、多くの新規薬剤の第1相試験も行われており治験が進み日本でもAMLの治療の選択肢が
増えることに期待をしてしまいました。

 AML以外の疾患でも興味深い演題が多く海外、特に米国はたくさんのエビデンスを出して進んでいるな
と改めて思いました。

 今回ASHで勉強させていただいたことを日々の診療に活かし。血液内科医として成長していければと
考えています。
また、臨床研究にも積極的に参加し日本からのエビデンスの発信に微力でも貢献していきたいと思います。