よりよい白血病治療のために
HOME >> 海外学会報告 >> SOHO学会報告 >> SOHO2016年 >> 原田介斗先生(都立駒込病院血液内科/がん・感染症センター)

原田介斗先生(都立駒込病院血液内科/がん・感染症センター)

今回、97日から11日までテキサス州ヒューストンで開催されましたThe 4th. Annual Meeting of the Society of Hematologic Oncology (SOHO) 2016に参加させていただきました。例年同様基本的に1つの会場で各血液悪性腫瘍について、How I treatからはじまり、現在の標準治療を裏付ける重要な臨床試験の復習、現在のトピックとongoingな臨床試験、そして今後の展望まで各分野のスペシャリストによる講演が行われました。朝は6時に起床して文字通り朝から晩までみっちり4日間とかなりハードなスケジュールでしたが、非常に勉強になり、また今後のモチベーションにもつながる学会でした。またかなりフランクな学会で、私でも名前を知っているような各分野の著名人がジョークを交えながら講演をしているのが印象的でした。各分野、抗体療法、CAR-TMRDなどがトピックとなっており、最新の知見は非常に勉強になりました。

 ポスターに関してもかなり厳選された優秀演題がそろっており、ASHのポスターに匹敵するレベルの高さを感じました。今回私はtravel grantをいただいていることもあってポスター発表をさせていただき、英語でのdiscussionも経験させていただきました。

 あまり日本には馴染みがなく知られていない学会ですが、今後もっと大きな学会になっていくだろうと感じるとともに、血液臨床医にとってはこれほど勉強になる学会はあるだろうかと感じるほど充実した4日間で、来年以降も機会があればぜひ参加したいと感じました。

 また学会後にはMD Anderson Cancer Center(MDACC)で勤務されている佐々木宏治先生に病院を案内していただき、色々とお話しを伺う機会もいただくことができました。MDACCの桁違いな規模、組織力などには驚くばかりでありましたが、今後にこの経験を少しでも活かせたらと思いました。

 このたびはtravel grantに推薦いただき、また現地でもいろいろとご指導を賜りました大野竜三先生に深く感謝致します。