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新しい付随研究「Ph陽性白血病におけるBCR-ABL遺伝子変異解析研究」について

フィラデルフィア染色体陽性(Ph+)白血病に対して、現在ではABLチロシンキナーゼ選択的阻害薬である
イマチニブが使用されております。
イマチニブは極めて有効ですが、イマチニブに対して耐性を示す患者さまも少なからず発生しています。
そして耐性の多くは、point mutation(点突然変異)による事が判明しています。
こうした耐性に対し有効性を示す新規チロシンキナーゼ阻害薬の開発が進められています。
従って、イマチニブ療法に耐性の患者さまについてはこうした遺伝子変異のスクリーニングを
行うことが必要と考えられています。


本調査では、Ph+白血病と診断された患者さまを対象に、これまで多数報告されている
BCR-ABL遺伝子上に生じた突然変異の有無を測定し、Ph+白血病患者さまにおける
BCR-ABL遺伝子の突然変異の発現率を検討します。ご協力をよろしくお願い申し上げます。


また、こうした変異が検出された場合でも、変異の種類によってイマチニブを始めとした薬の効き具合は
大きく異なります。
変異が見つかった場合の現在での対処法としては、イマチニブのそのまま継続、イマチニブを増量、
他の薬への変更、骨髄移植などのいくつかの方法がありますので、主治医の先生とよくご相談ください。(2007.2.28付随研究委員会)


≪付随研究